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英国BBC放送

  今月に入り、トヨタ問題に振り回されています。前回に書いたとおり、2月に入ってからは、嵐のような10日間でした。その後、原稿の執筆に追いまくられ、今日25日のの米下院の公聴会で一段落しました。

 この間、「週刊文春」に前篇、後篇の2回連載しました。週刊文春に乗せた記事のタイトルは、「トヨタのプリンス 豊田章男の真実」というものです。自分でも言うのはおかしいですが、内容はトヨタの最高幹部でも知らない話です。トヨタの知り合いからは、「あの記事を読んで、自分の会社の内情ガ良くわかりました」という電話やメールをいただきました。

 3月10日発売の「中央公論」には、トヨタ車がリコールに至った経緯を詳細に書いてあります。また同じ日に発売される「文藝春秋」には、元ホンダ副社長の入交昭一郎さんとの対談が載ります。この対談で2人の意見が合ったのは、日本のものづくりの基盤はいささかも揺らいでいないということです。

 トヨタもホンダも今やグローバル企業ですが、経営の現地化は程遠いのが現状です。これからの課題はいかにして、経営の現地化を図るかということを指摘しておきました。

先週の土曜日にNHK総合テレビの夜10時からの45分番組の「追跡!AtoZ」に生出演しました。テレビは原稿と違い、時間の制約があり、言いたいことをすべていえないもどかしさを感じました。

 テレビでは英国のBBC放送から、インタビューの依頼が来ました。BBCはドキメンタリーの番組作りに定評がありますが、今回もトヨタをテーマにした1時間のドキメンタリー番組です。内容はリコールを契機に「トヨタはどんな会社なのか」をテーマにした番組のようです。

 来週、ロンドンから6人の撮影クルーが来て、表参道の小生の事務所でインタビューしていきます。果たしてどんな番組に仕上げるのか、今から楽しみしております。

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