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裏原宿

表参道と言えば、今なお「あのイルミネーションがきれいなところですね」という方が意外に多い。しかし98年を最後に中止されたままになっていま す。それが今年は11年ぶりに復活するようです。すでに実験も始まっています。

中止の理由は、豆電球がケヤキに良くないことに加え、ゴミを撒き散らしていく人が多かったからです。確かに豆電球はケヤキに良いはずがありませ ん。今年は豆電球に変わりに省エネのLEDの電飾、64万個を使うようです。これだけ使えば壮観でしょう。ゴミは翌朝、地元のボランティアが処理するよう です。

再開は景気と無関係ではありません。確かに表参道のケヤキ並木は、土・日ともなれば人でごった返しになり、まっすぐ歩くのもままなりません。しか しシャネルやルイ・ヴィトンを始めとするスーパーブランドの店は閑散としております。

もっと悲惨なのは裏原宿にある店です。手元に「裏原宿地図」と書かれたB4サイズの、折りたたみ式の地図があります。表題は日本語だけでなく、英 語、中国語、ハングル語でも書かれています。店は数百店あります。確かに土・日は賑わっていますが、この夏を境に「RENT」の張り紙が出されているビル が目立っています。裏原宿には飲食店もありますが圧倒的に多いのが衣料品関係の店です。古着屋もあります。

撤退が多いには、やはり衣料品店です。近くの不動産屋に聞いてみると、家賃を下げてもなかなか新規に店を出そうという動きが鈍いようです。こんな 状況が後2,3年も続けば、「裏原宿は地方のシャツター通りになりかねません」と嘆いていました。あまりにも転廃業が多いので、古い地図は役に立ちませ ん。

イルミネーションの復活には、昼だけでなく夜にも人を呼び込んで地元も商店街を復活させたいという願いもあるようです。点灯は12月1日で来、年 1月10日まで続けるようです。この間、商店街は足並みをそろえてバーゲンセールをするようです。

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