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4月に文庫本と単行本を同時に出します

今年1月にホームページを立ち上げましたが、忙しさにかまけて一度も更新せずに今日に至ってしまいました。誠に申し訳ありません。
まず報告ですが、4月10日にトヨタのルーツを描いた「ザ・ハウス・オブ・トヨタ」を文春文庫として出します。単行本は615ペ-ジでしたが、文庫化に際しては一冊に収まり切らず、上下巻の二冊になりました。解説は友人でもある作家の白石一文君に依頼しました。白石君は直木賞の候補作になったこともある新進気鋭の作家です。
3日後の13日には同じ文藝春秋から単行本の「トヨタ・ストタテジー」を出します。トヨタを取り巻く環境は「日経ビジネス」に連載した当時から激変しています。そこで単行本では、序章と終章を加筆しました。
またサブタイトルとして「危機の経営」を入れました。あまり知られておりませんが、トヨタは危機をバネにして発展してきた会社です。そのトヨタが今回の米国で端を発した金融危機から何を学び、次の発展につなげようとしているのか。その答えも私なりに書き込んだつもりです。終章のエッセンスを発売直前の「週刊文春」に掲載します。
話は前後しますが、2月22日に放映されたNHKのBS1の討論番組に出演しました。タイトルは「自動車産業クライシス~復活の道はどこに~」で、日本、米国、ドイツ、中国を結んでの7人によるディベート番組でした。収録は前日に3時間半ほどかけて行いましたが、番組は2時間弱に編集してあります。今月20日の春分の日の午後1時10分から再放送されます。興味のある方はぜひチャンネルをお回し下さい。
出版の仕事も一段落したので、これからは随時このブログを更新したいと思っております。

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