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「映像メディアの世紀 ― ビデオ・男たちの産業史」

映像メディアの世紀 ― ビデオ・男たちの産業史

映像メディアの世紀 ― ビデオ・男たちの産業史

■ 表紙カバーのコピー
…、盛田昭夫。
また一人、映像メディアの世紀を彩った男が舞台から去った。

“経営の神様”松下幸之助、
“テレビの父”高柳健次郎、……、
産業史・技術史を飾る巨人と、あまたの無名戦士たちの交錯が生んだ
今世紀最後の大型家電製品、
家庭用ビデオ。
その開発から現在に至る
生々流転の歴史を描いたビジネス・ノンフィクション

■ 裏表紙カバーのコピー
高野(鎭雄・元ビクター副社長)の夢を乗せたビクターのプロジェクトが発足したことで、世界市場を舞台にした家電メーカーと消費者を巻き込んだビデオ戦争の火ぶたが切られた。VHS(ビクター)とベータ(ソニー)の死闘は十年もの長きにわたった。
「いったん決めた規格は、ユーザーがいる限り、たとえ会社が潰れても守り抜くべきだ」
高野は自分に課した信念を貫くことで、VHSを名実共に世界の標準規格に育て上げた。(本分より)

■ 著者解説
この作品は私が日本経済新聞の産業部記者で家電業界を担当した時代に、担当した日本ビクターの高野鎭雄さんを中心とした家電産業の栄枯盛衰の物語である。高野さんとは私が現役の新聞記者時代に知り合い、妙に気が合ったことから亡くなる直前まで立場を越えて付き合ってきた。
「日経ビジネス」での連載終了から3ヶ月後の1999年11月に、日経BP社より出版。

発売日:1999年11月
出版社:日経BP社
単行本:646ページ
ISBN4-8222-4159-9

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Posted in 01 単行本.